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My proof

by Fuzzy

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1.
2.
空の色の 光る 揺れ 音 まにまに 触れる細い筋 ゆらゆらと 肌に触れるに曇りを 光が続く かすみ 静かな間 あなたの思い描く世界 幽かに 見え 幻のように 瞳に消える
3.
空を指す針が太陽を向いて影を引くとき 隙間から指す光 眩しい 見えない 空 黒い 太陽を見て 眩暈 で倒れて 座って 斜塔の下
4.
光で曇り 虹色の膜 さめざめと まだ眩しい 覚えている さっきまでを 光の跡 遮って 見えない今 絶え間ない 水のごとく 焼きついた光の雲が 流れる 流れていく 日差しが道に 暑い昼 見えない 色 息苦しい 光を受けては 外 練り歩いて 喉の渇き
5.
凪いでいく 悲しみ 色褪せて 凪いで 見えない 忘れて 泣いて なみだ涸れたあと 物悲しさ 溢れていく いつかは凪いで 目前に残る 私の名を知ることはない そこにある まぼろしが 何でまた 繰り返す 在りし日 映る夜には 忘れずに まだ残るの それ 芽吹いて 忘れ去られて 私を覚えるまで 至らずに 視界の外 投げ出され 私を知る必要はない 遠く 手を振って 離れて 伝わらない 石 刻まれた心 深く 浮かび上がらず
6.
7.
焼け跡の上 月の光 砂が風に踊る 深い影 砂に埋まる つむじ風 去る砂山 涼しいと 今は亡き声 静けさを歌う 風の心地がなくなる 砂が去って 崩れて 沈む 見えないまま 夜の薄暗を佇む 跡を偲んで 伝わらずに
8.
飛沫に目を逸らして また戻る 海の中 透けて 散策して 塵が浮かぶ 雪のようで 水面近く 青く 反射して 白く 水面が 明るく 透けて 海底 砂のように 降り積もる 白い粒 吹雪く海 かき混ぜ
9.
星が落ちる 月が浮かぶ 瞑って 被って ただの夜 思い出し笑い 明るいときの話を浮かべて そのまま 何も知らない その あどけなさ 居心地に 差すと 夜空 忘れていたような 流れ星 多く 光の雨 雲は無く 透けて 明るい 忘れたままで 満ち欠けを見て 置いて 枯れる と
10.
絹のような 舌触り 滑らかな 疲れを癒す そよかぜ
11.
朝の木漏れ日 弱い筋 風 靡かせ 靡かせて 強く瞬いて 淡くても 昼へ向かう舟 その櫂 水面 蹴って 遠く 手を取る まだ早い 支度を急いで 時が過ぎる 早くて 呑気な私を 置いて 昼下がりを 昼下がりよ 迷いで満たすばかりか もどかし 並木道に 連なるまま
12.

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2019/05/19 16:58

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released May 19, 2019

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